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骨粗鬆症とロコモティブシンドローム

投稿日時:2017-08-24 13:17:52

ロコモティブシンドロームという単語を耳にしたことはあるでしょうか? まだあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、筋肉・骨・関節などの運動に必要な器官に問題が生じ、一人で自力で移動することに障害が発生している状態です。高齢者が手すりを掴まなければ立ち上がれなかったり、わずかな段差に躓いてしまったりする場面を想像すると、どういったものかわかるかと思います。

ロコモティブシンドロームになっていると、今はまだ大丈夫でも将来的には介護が必要になる可能性が高くなりますので、早急に対策をする必要があります。日本の医療機関でも、このロコモティブシンドロームに注目し、予防医療に力を入れているクリニックがでてきています。

ロコモティブシンドロームの原因としては骨粗鬆症があげられます。骨粗鬆症は骨の丈夫さを図る指針となる骨量が減少し、骨が非常にもろくなります。加齢とともに骨量は減っていくものですので、高齢になるほど骨粗鬆症になりやすくなります。男性よりも女性の方が患者が多いのが特徴です。

骨粗鬆症の防止には、日ごろからの栄養バランスが重要です。特に女性は無理なダイエットなどで骨量を減らしてしまう方が多く、若い頃の無理なダイエットのツケが高齢になってから回ってくるケースもありますので注意しましょう。骨の原料であるカルシウム、カルシウム九州と骨の形成を促すビタミンDを摂取することが重要です。

骨の丈夫さを維持すること、そして適度な運動量をこころがけることで筋力の衰えを防ぐことを常日頃からこころがければ、ロコモティブシンドロームの危険性はぐっと下がります。将来寝たきりの生活になりたくないならば、常日頃からの生活習慣改善とロコモティブシンドロームの予防の意識が重要です。

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